アイホン　ハイレーオ

前回のの記事で国際免許を取って家に帰ったら、嫁が玄関で半泣き状態で待っていました
わーわー　言って何を言ってるのかさっぱりです。
なにやら　「アイホン　ハイレーオ、　アイホン　ハイレーオ」　と言っています。
どうやら私が国際免許を取りに行ってる間に嫁が一人自転車で買い物に行っていて途中でiphoneを落としてしまったようです。
嫁にとっては命の次の次の次の次くらいに大切なiphoneです。
私に連絡も取れなかったので半ベソで待っていたようです。

さて、どうしようか？

実は、嫁が迷子になっても分かるように嫁のiphoneには常時GPSから位置情報を送るように設定しているのです（嫁には内緒です）。
私のアンドロイドフォンからgoogleマップで嫁のiphoneの位置情報を見てみると、家から850メートル地点をiphoneが移動中ではないか！！
すぐに自転車2人乗りでiphoneを追跡！まるで２４（ツエンティフォー）のようです。

半泣き嫁が必死の形相で運転、後ろで私がナビゲータ！
カンナー　リアオ　サイ（次の角左に曲がれ）
トン　トン（真っ直ぐ）
チャーチャー（ゆっくりゆっくり）
カイカイ（近い近い）
とある駐車場でGPSが途切れていました。

地図上では誤差10メートル以内、7分前に途切れています。
立ち尽くす半泣き嫁、ちょっとワクワクしている私。
iphoneに電話してみても呼び出し音が鳴るだけで出ません。
電源は切っていないようです。
嫁はいつもマナーモードにしています。
近くで持っている人が居ても分かりません。
次に思いついたのはiphoneを探す機能です。

その機能を使うと
・iphoneを遠隔でロック出来る
・マナーモードでも強制的にアラーム音を鳴らすことが出来る
・位置情報を地図で見れる

そのためにはパソコンかipadやiphoneを使わなくては出来ません。
私のはアンドロイド携帯なので出来ません。
急いで家に戻ってipadから嫁のiphoneを遠隔ロック。
そして位置情報を見ると最終情報1分以内と出ています。
地図を拡大してみると　○×交番　　ん？交番？
先ほど私のスマートフォンで位置情報を見た1本裏の道にある交番を指しています。
どうやら拾った人が交番に届けてくれているようです。

状況を説明せず「よし、もう一度行って探すぞ」　と嫁に言う私。
もう半分あきらめ気味の状況を知らない半泣き嫁。
自転車で家から850メートルの交番に着くと　え？ここ？なんで？とドングリ目の嫁。

「すみませ～ん　iphone届いてませんか？」と私。
「はいはい、ピンクのキティーちゃんのカバーのiphoneね」とおまわりさん。
「ワタシ　ノ　アイホーン！！」と嫁。

タイ語でコップンカーと機嫌良く交番を出る嫁でした。
帰り道、「タイナラ　ゼッタイ　カエッテコナイ　ニホンジン　ヤサシイ　ニホン　イイトコロ」（タイなら絶対返ってこない　日本人やさしい　日本良い所）と何回何回も言ってました。

iphoneのデバイス追跡はiphoneやipadからした方が位置情報が正確です。
iphoneの人はiphoneを探す機能を”使う”に設定しておくことをオススメします。