タイでは11月からお米の収穫が始まります。
今ではコンバインを使って一気に稲狩りしていきます。
クボタのコンバインがほとんどです。
自分でコンバインを持っている家は少なく、持っている人に頼んで刈ってもらいます。
農地の広さ
広さの単位
タイでは40メール四方の土地を1ライと言います。
1ライより下の単位はガンと言い、4ガンで1ライです。
ガンの下の単位はタランワーと言い、100タランワーで1ガンです。
1ライ=1600㎡=約484坪。
1ガン=1/4ライ=400㎡
1タランワー=1/100ガン=4㎡
1ライ=4ガン=400タランワー
1ライ2ガン78タランワーの土地というような使い方をします。
稲狩りの手数料
1ライをコンバインで稲狩りしてもらうのに700バーツ支払います。
1件の農家が持っている土地はだいたい20ライから40ライくらいです。
1ライを稲刈りしてもらうのに約30分くらいです。
コンバインを持っているだけで良い商売になります。
私もコンバインを買おうかと迷いましたが、あちこちで新しくコンバインを買っていて、需要より供給が増えていくのは明らかで、数年後には仕事にならないと判断して止めました。
刈った米は
稲刈りが済んだお米は2日間ほど天日干しにします。
その後、米袋に詰めて売ります。
トーコーソーと言うタイの農協みたいな所が田んぼの広さや収穫を管理していて、収穫が終わると書類が発行されます。
お米は12kg単位で袋詰めして取引され、その相場が毎日代わります。
正式にタイ政府が米を買い取るのが12月の初旬なので、それまでの間は個人売買ができます。
早くお金が欲しい人や、後で相場が悪くなると思っている人は売りに出します。
相場が下がることは無いだろう思ったので、私も1700kgの米を農家から買ってみました。
約1700kgを25500バーツ(約82000円)で買いました。
買ったときの相場は12kgが180バーツです。
実際に売ると幾らになるのか
12月の5日にタイ政府にトラックに米を積んで嫁のお父さんが売りに行ってくれました。
当日は売りに来るトラックで大渋滞になるので、うちのトラックは前日の晩から泊まり込みで並びに行ってくれました。
先頭から2台目に並んだそうです。
当日の相場は12kgで240バーツ!
1700kgで34000バーツで売れました。
8500バーツの利益です。
トラック代とかを引くとたいした儲けではありませんが、ちょっと嬉しかったです。
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